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組織貢献とは?目標例や評価方法、組織への影響について紹介
組織貢献は働きやすい組織をつくるために必要な取り組みです。
会社でぜひ推進していきたいと考えている経営陣や管理職も多いのではないでしょうか。
しかし、どのように進めていけば良いか分からないと足踏みしている場合もあるでしょう。
そこで今回は、組織貢献の概要や目標例、評価方法・組織への影響について紹介します。
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もくじ
組織貢献とは?
組織貢献とは、社員が働きやすい組織づくりのために貢献するという意味です。
具体的には
- 仕事仲間に積極的に感謝の気持ちを伝える
- 仕事仲間の頑張りを積極的に称賛する
- 社内全体のスキルアップのために自主的に勉強会を行う
- リファラル採用(自社の社員が会社に人材を紹介して選考を行う採用形態のこと)に協力する
といったことが挙げられます。
これらはすぐに会社の業績に結びつくわけではありませんが、長い目で見ると会社の発展に寄与します。
【関連記事】:貢献意欲と仕事の質やエンゲージメントとの関係とは?
組織貢献の目標例
組織貢献を推進したい場合、目標を設定することをおすすめします。
「組織貢献しよう」と呼び掛けても、何をすればよいのか、迷ってしまうケースが多いものです。
しかし、目標を設定することで、道を示すことができます。
目標を立てるときは数値や数量で表すことが可能なものがよいでしょう。
なぜなら、どの程度進捗したか把握できるからです。
もし捗っていなければ、適宜改善策を練ることができます。
組織貢献の目標例には次のようなものが挙げられます。
- サンクスカードを社内の人に月〇回送る
- ピアボーナスを同僚に月〇回贈る
- チャットツールやSNSに月〇回投稿する
- ランチ会を月〇会主催する
- 勉強会を月〇回主催する
- リファラル採用のために月〇人会社に紹介する
などです。
組織貢献に活用したいサンクスカードとは?
目標設定で挙げた「サンクスカード」と「ピアボーナス」について説明します。
まず、サンクスカードとは、従業員同士が感謝の気持ちを伝え合うカードのことです。
上司から部下に送るだけでなく、部下から上司に送ってもかまいません。
このカードは東京ディズニーリゾートやザ・リッツ・カールトンなどでも導入されています。
従業員同士が積極的にサンクスカードを送り合うことで、社内のコミュニケーションが活発になるというメリットがあります。
また、人は誰しも褒められるとうれしくなるものです。
職場の雰囲気が良くなり、離職率の低下にも一役買うでしょう。
ただし、サンクスカードの導入当初は恥ずかしくてなかなか手渡せないものです。
上司やリーダーから積極的に送って、サンクスカードの輪を広げていくようにしましょう。
組織貢献に活用したいピアボーナスとは?
次に「ピアボーナス」とは仲間や同僚を意味する「peer(ピア)」と報酬を意味する「bonus(ボーナス)」を組み合わせた言葉です。
その名前の通り、従業員同士が報酬(ボーナス)を贈り合う取り組みです。
報酬の内容はさまざまで、現金もあれば社内で通用する通貨やポイントなどがあります。
通常、業績を評価するのは上司の役割になります。
しかし、ピアボーナスでは従業員同士がお互いを評価し、報酬を贈るのです。
ピアボーナスにはコミュニケーションを活性化させ、仲間同士の関係を円滑にするというメリットがあります。
さらに、評価の権限の一部を移譲されたことによって、愛社精神が高まります。
【関連記事】:社内での「ありがとう」をポイント化する効果やメリットを紹介
従業員の組織貢献を評価する方法
組織貢献は業績に直接結びつかないため、目につきにくいものです。
そのため、評価しにくいというケースが多いのではないでしょうか。
また、人事評価の8割は上司の好き嫌いに左右されると言われています。
だからといって、感情やあいまいな基準によって評価していると、部下のモチベーションは下がります。
そこで、おすすめなのが「定量目標」にすることです。
定量目標とは第三者から見ても分かりやすい「数字」を使った目標のことを言います。
定量目標にすることで、上司は部下の評価がしやすくなります。
たとえば、「仕事仲間に積極的に感謝の気持ちを伝えるかどうか」を目標にすると、上司は部下がきちんと行っているのか判断しにくいでしょう。
しかし、「サンクスカードを社内の人に月10回送る」という目標を設定していれば、「10回行った=目標達成」で高評価、「2回行った=目標未達」で低評価をつけることができます。
これならたとえ低い評価だったとしても、部下も納得して受け入れるでしょう。
気をつける点としては、評価を行うだけでなく、次に向けての対策を練ることです。
低評価の部下に対しては、達成するための改善点について一緒に考えるようにしましょう。
【関連記事】:従業員の相互評価を活用したチームワークを高める方法とは?
従業員の組織貢献の活動が組織に与える影響
組織貢献による影響としては主に3つあります。
1.従業員のモチベーションの向上
モチベーションが上がれば、社員のパフォーマンスが高くなり、生産性アップにつながります。
生産性が上がったことで業績が認められると、さらにモチベーションが上がるという好循環が生まれます。
2.従業員同士の信頼関係が強くなる
サンクスカードやピアボーナス、ランチ会によって、コミュニケーションが活発化すると、お互いのことをよく知ることができます。
理解が深まると、信頼関係も強くなり、自然とお互いを助け合う環境が生まれて行きます。
さらに、業務の改善点や新しいアイデアといった意見を積極的に言いやすくなるでしょう。
3.優秀な人材を確保できる
居心地のよい職場であれば定着率が高まります。
優秀な人材は定着率の高い会社に集まるものです。
また、組織貢献の1つであるリファラル採用では、自社の社員がリクルーターとして会社に合いそうな知人や友人に声をかけます。
そのため、会社とのカルチャーマッチ率が高くなり、離職率が減るのです。
また、採用プロセス(人事担当者による書類選考や面接にかかる時間や手間など)やコスト(求人広告を出す費用や人材紹介会社への紹介料など)の削減にも繋がります。
【関連記事】:エンゲージメントとは?向上の方法や強い組織に共通する特徴を紹介
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