8759 view
理念浸透にツールを活用するメリットや効果、オススメのサービスを紹介
経営理念は経営陣と従業員が同じベクトルで判断・行動するために欠かせないものですが、なかなか従業員に浸透せず頭を悩ませている経営者も多いのではないでしょうか。
そんなときは、社内コミュニケーションツールの活用がおすすめです。
今回は、経営理念の重要性や理念の浸透に社内コミュニケーションツールを利用するメリット、オススメのサービスなどを紹介します。
もくじ
経営理念とは?
経営理念とは、創設者や経営者が抱いている思いや存在意義を、社内外で共有するために作られるのが「経営理念」です。
経営理念があることによって、会社がどの方向に進んでいくのか、何を大事にしているのか、社会的に果たす責任は何かが分かりやすく明示され、社内の方向性を統一すること、社外からの社会的信用を大きくすることに繋がります。
↑経営理念の作り方や必要性を紹介した記事はこちら↓
企業の思いを言葉で伝える「経営理念」の作り方とは?
経営理念の浸透が必要である理由
経営理念を設定している企業は多いですが、それが効果的に作用しているとは限りません。
「経営理念に何の意味がある?」「現場では理想通りにいかない」など、従業員から重視されないケースも多いでしょう。
しかし、経営理念を浸透させることは企業にとって非常に大きな意味を持ちます。
1.組織としての成長を促す
そもそも経営理念は、企業が存在する意義や目的を実現するための方法を具体的に示したものであり、従業員の判断や行動の指針にもなります。
明確な経営理念があると、従業員は「どう行動すれば評価されやすいか」がわかりやすくなり、自分で判断して能動的に業務へ取り組みやすくなります。
企業が順調な経営を続けられるのは、従業員の働きがあってこそです。
その従業員が高いモチベーションと意識を持ち積極的に業務に取り組むようになれば、組織全体が大きく成長するでしょう。
2.企業と従業員が同じベクトルで行動できる
経営理念には、企業が従業員に対して「こうあってほしい」と願う姿や行動を盛り込むことが多いです。
このため、経営理念が正しく浸透すると、従業員は企業が理想とする従業員像を具体的に把握し、それを意識した行動をとりやすくなります。
すべての従業員が同じ方向に向けて行動することで、自然とチームワークも強固になっていくでしょう。
経営陣が求めるものと従業員の行動が一致することで、無駄がなく一体感のある経営が可能になります。
経営理念が従業員を大切にするものであれば、従業員のエンゲージメントの向上や良い社風の醸成などにより、離職率を抑える効果も期待できます。
少子高齢化による労働力不足が深刻化しつつある現代の日本では、既存の従業員の定着率をいかに高めるかが重要になってきます。
従業員満足度を重視する経営理念を盛り込み、具体的な施策を実施することも、これからの企業経営では重要になってくるかもしれません。
↓経営理念の重要性や企業の事例について紹介した記事はこちら↓
経営理念の意味は?重要性や企業理念との違いについて解説
経営理念が従業員に浸透しにくい理由
経営理念は企業にとって重要な役割を果たすものの、すべての従業員に浸透しているわけではありません。
突然「御社の経営理念は何ですか?」と尋ねられたとき、すぐに正しく答えられる従業員は少ないのではないでしょうか。
このように、従業員に経営理念が浸透しにくい理由は、主に2つ考えられます。
1.経営理念が従業員に浸透するような仕組みや仕掛けが無い
1つ目は、経営陣が経営理念を「設定しただけ」で、すべてやり遂げたような気になってしまっていることです。
企業の求める従業員像を考え、良いものを設定することは大切ですが、それだけではもちろん意味がありません。
経営理念は従業員が内容を理解し、自ら判断・行動することで真の効果を発揮するものであり、まずは従業員が経営理念を身近に感じられるような施策が必要なのです。
経営理念をホームページに掲載したり、オフィスに掲示したりするだけでは、十分に浸透させるのは難しいでしょう。
2.経営理念の内容や設定されている背景が分かりにくい
2つ目は、そもそもの経営理念がわかりにくいという理由です。
「お客さまを喜ばせることを」「より良いサービスを」などのように経営理念が抽象的な内容だと、従業員はどう行動するべきなのか、正しい判断ができません。
判断したとしても、企業側が意図した行動と相違することもあるでしょう。
経営理念に沿った行動は人事評価の対象になることも多いですが、従業員が経営理念を正しく理解して行動しなければ、従業員が行動したとしても期待したような評価は得られません。
この結果、従業員は次第に経営理念に対する興味やモチベーションを失い、やがて誰も気にしなくなって「形だけ」の経営理念になってしまうことがあるのです。
経営理念が浸透しない場合は、これらのような理由に心当たりがないか確認してみましょう。
↓理念浸透の方法やメリットを紹介した記事はこちら↓
理念浸透とは?メリットや方法、ツール、企業事例まとめ
経営理念の浸透に「社内コミュニケーションツール」を活用するメリット
経営理念を浸透させる施策はさまざまですが、中でも効果的なのが「社内コミュニケーションツール」の導入です。
社内コミュニケーションツールとは、従業員同士の交流を深めるために役立つ機能を備えたシステムのこと。
チャットやビデオ通話、タスク管理、データ共有やサンクスカードの送受信など、ツールごとにさまざまな機能があります。
メールやSNSアプリと比べ、利用に手間がかからずセキュリティ面でも安全なため、専用のツールを導入する企業が増えてきました。
社内コミュニケーションを活用することによって経営理念を浸透させる上で下記のようなメリットがあります。
評価されるべき行動が可視化される
たとえば、ツール内で経営理念に即したアクションリストやミッションなどを作成し、それを達成した従業員の紹介や表彰などを行えば、「何をすれば企業から評価されるか」を明確に把握できるようになります。
行動の結果が事前にわかるため、従業員のモチベーションアップにもつながるでしょう。
たとえ経営理念の内容を正確に理解していなくても、ツールの活用方法次第で自然と理念に即した行動に誘導することも可能です。
設定した経営理念を普段の業務の中でできる行動に落とし込み、身近なものとして触れる機会を増やしていけば、確実に従業員に浸透していきます。
なお、社内コミュニケーションツールは情報の一元管理ができるため、管理画面で従業員ごとの利用状況などを確認できます。
経営理念に即した行動をあまりしていない従業員を把握し、個別に面談や指導を行えば、効率良く理念の浸透を促せます。
働き方にかかわらず、従業員に等しく経営理念に触れる機会を提供できる
テレワークやフレックスタイム制など多様な働き方が普及してきた現代では、従業員と顔を合わせる機会が少なく、密にコミュニケーションを取れないことも珍しくありません。
この点、社内コミュニケーションツールは距離や場所にかかわらず、リアルタイムのアクションが可能です。オフィスにあまりいないケースも含め、すべての従業員に経営理念に即した同じ施策を同じタイミングで行えるので、従業員ごとにモチベーションやベクトルが変わるのを防ぎやすいでしょう。
このように、社内コミュニケーションツールには経営理念の浸透に役立つさまざまなメリットが期待できます。
なかなか理念が浸透しないと悩んでいる場合は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
おすすめの理念浸透促進ツール「THANKS GIFT」
THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝を贈り合うことで社内コミュニケーションを活性化させ、社内文化を醸成でき組織や社内の生産性向上、エンゲージメント向上に寄与するツールです。
大手IT製品レビューサイトでは、プロダクトの機能の豊富さや使いやすさ、サポートの充実度などで評価いただき、複数のカテゴリにおいて満足度No.1を獲得しています。
THANKS GIFTの資料ダウンロードページはこちらをクリックください
THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝や称賛を伝え合うサンクスカードをはじめ、経営者の思いや従業員のコミュニケーションを活性化させるWeb社内報、組織の課題を把握するための組織サーベイなど、組織づくりを行う上で必要な機能を搭載したプロダクトです。
社内報を通じての情報発信、従業員同士のチャットやサンクスカードのやりとりを通して企業理念を浸透させる仕組みが整っています。
『THANKS GIFT』を活用して、理念が浸透する組織を作ろう
今回は、理念を浸透させることのメリットや効果、オススメのツールについて紹介しました。
企業と従業員の方向性を揃えて、相互に良い関係を築き、成長し合うためには理念を浸透させることは不可欠です。
ツールなどを活用して理念が浸透するような仕組み・仕掛けを作りましょう。
『THANKS GIFT』は、その会社の企業理念や行動指針に即したアクションに対して、従業員同士で感謝や賞賛の声掛けを相互で行うことができるサービスです。
『THANKS GIFT』を活用して企業理念や行動指針を浸透させて、従業員全員で同じ方向を向いて取り組める組織を作りませんか?
ぜひ、サービス紹介資料をダウンロードして、理念浸透促進のツールとして活用できるか確認してみてください。
エンゲージメントクラウド
『THANKS GIFT』の
資料ダウンロードはこちらから
- サービス資料に含んでいるもの
-
- 機能概要
- 導入企業インタビュー
- 料金体系
- サポート体制