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社内ポイントを活用した福利厚生の仕組みや導入の効果を紹介

社内ポイントを活用した福利厚生とは?仕組みや導入の効果を紹介

安定的に業績を向上させていくために、重要なものの1つが従業員のモチベーション維持です。
経営者や人事の方の中には「従業員のやる気を引き出したい」、「仕事にやりがいを感じてもらいたい」と感じている企業も多いのではないでしょうか。
従業員のやる気を引き出す福利厚生の一環として注目されているのが「社内ポイント制度」です。
今回は社内ポイントの概要や仕組み、導入による効果について紹介します。

社内ポイント制度とは?

社内ポイント制度とは、従業員の日々の業務活動や実績に対して、企業独自のポイントを付与するものを指します。
「インセンティブのポイント」「社内通貨」などと呼ばれることもあります。
社内ポイントは自社専用の通貨で、貯まったポイントはギフト券や商品などと交換できるという仕組みです。
社内ポイント制度は従来の人事評価では見過ごされてきた努力や頑張りに対して、ポイントを付与するような形で運用されます。

社内ポイントは、

  • 目標の達成
  • 資格の取得
  • 組織への貢献
  • 新しいチャレンジ

などに対して付与されます。

それ以外にも、従業員同士でポイントを贈り合うスタイルを導入している企業もあります。
この場合は同じチームの仲間や他の部署の人などに「ありがとう」という感謝の気持ちを込めて、お互いにポイントを贈り合うことが可能です。
社内ポイント制度は比較的新しい福利厚生制度で、従業員の働きやすさを重視する企業などから注目されています。

↓社内ポイント制度の仕組やメリットを紹介した記事はこちら↓
社内ポイント制度とは?仕組みとメリット、導入事例を紹介

社内ポイント制度の仕組み

社内ポイント制度の仕組みの概要としては、下記の通りです。

  1. 会社が従業員に付与する社内ポイントの内容やルールを決定する
  2. 従業員に付与する社内ポイントの総数や内容ごとの付与ポイントを決定する
  3. 社内ポイント制度を運用し、適宜、社内ポイントを付与する
  4. 従業員が保有する社内ポイントと交換できる福利厚生のメニューを用意し、交換する

社内ポイントで重要なことは、社内ポイントを蓄積するだけでなく、交換できる物を用意しておくことです。
福利厚生として自分が獲得したい物があれば、社内ポイントを獲得するモチベーションが向上します。
魅力的な福利厚生メニューを用意しておきましょう。

↓貯まった社内ポイントの活用方法を紹介した記事はこちら↓
貯まった社内通貨や社内ポイントの活用方法や効果を紹介

社内ポイント制度を活用した福利厚生「カフェテリアプラン」とは?

カフェテリアプランとは、数ある福利厚生のうち、従業員が自分で必要なものを選んで利用する福利厚生の制度です。
一定の基準を満たす従業員ごとに社内ポイントが付与され、そのポイントを使って自分が希望する福利厚生を利用します。

カフェテリアプランであれば付与されたポイントをどう使うかが自由であるため、雇用形態やテレワークなど従業員ごとの働き方にかかわらず、公平な福利厚生制度の提供が可能です。
2020年より施行された「パートタイム・有期雇用労働法」の観点からも企業にとって非常に魅力的な形の福利厚生制度です。

↓カフェテリアプランの導入メリットや選定ポイントを紹介した記事はこちら↓
カフェテリアプランとは?導入メリットや選定ポイントを紹介

社内ポイントと交換で利用できるカフェテリアプランの内容例

社内ポイントを貯めて交換できるカフェテリアプランの内容としては、下記のようなものがよく利用されています。
会社のオリジナル景品や会社の福利厚生などを交換対象にしている企業が多いです。

  • 旅行/レジャーのチケット
  • 飲食店利用
  • 美容製品との引き換え
  • ジム利用などの健康促進
  • 新聞や教育講座受講などの教育支援
  • 資格取得や語学力向上などのスキルアップ支援

↓人気の福利厚生代行サービスを紹介した記事はこちら↓
人気の福利厚生代行サービス3選!福利厚生がもたらす効果を紹介

福利厚生として社内ポイント制度を導入するメリット

福利厚生として、社内ポイント制度を導入することで下記の4つのようなメリットがあります。

1.従業員のモチベーションが向上する

社内ポイント制度は、従来の人事評価で見過ごされていた従業員の頑張りに対して報酬が与えられます。
日頃の仕事の成果や取り組みを感謝されたり認められたりする機会が増えることで、従業員のモチベーションが高まります。
給与の支払いでは伝えられない感謝や評価を社内ポイントとして可視化し、付与できます。
これにより、「会社は自分を見ていない」「誰も評価してくれない」というような不満が軽減し、自然とやる気も生まれます。

2.組織のコミュニケーションの活性化

社内ポイント制度の導入によって、今までは注目されていなかった従業員の日頃の行いに焦点が当たるようになります。
すると従業員同士でお互いを気にするようになり、コミュニケーションが活性化するのです。
さらに、その人の良い部分を認識する機会も自然と増加し、良好な関係構築に役立ちます。
より多くの人との交流を増やすきっかけを作れるでしょう。

3.従業員の定着率向上

やりがいを見いだせなかったり居心地が悪かったりする職場は、次第に人材が離れてしまうものです。
優秀な人材の流出は企業にとって大きな損失であり、何としても避けたい事態といえるでしょう。
社内ポイント制度を導入することで従業員のやる気を引き出し、結果として離職リスクの低減を期待できます。
人材の定着率が向上するとともに、新規採用にかかるコスト削減も期待できるでしょう。

4.競合優位性となる

社内ポイント制度を導入していることをアピールすると、「従業員を大切にしている企業」という印象を与えられます。
従業員に付与される社内ポイント数次第では、非常に魅力的な福利厚生にもなり、従業員の愛社精神を育んだり他社との差別化を図ったりするための武器として役立つでしょう。

↓社内ポイントの仕組みや導入事例を紹介した記事はこちら↓
社内ポイントの仕組みと導入によるメリット、施策例を紹介

福利厚生として社内ポイント制度を導入する際の注意点

福利厚生として社内ポイント制度を自社に取り入れる際は、以下のような点に注意しましょう。

  • 社内ポイントのやり取りや保有しているポイント数を可視化する
  • 社内ポイントの付与基準や付与数を明示する
  • 社内ポイントの付与は、全社員を対象とする
  • 社内ポイントが形骸化しないように、定期的に表彰を行うなど仕組み化する

社内ポイント導入の際のサービスの選び方

社内ポイントの運用を助けるため、各企業からさまざまなサービスが提供されています。
このようなサービスを利用する場合、「どれを選べば良いのだろうか」と悩んでしまうものです。
社内ポイントに関するサービスを選ぶときはどのようなところに着目すればいいのか、ポイントをチェックしていきましょう。

自社の運用とサービスとの相性

サービスによって、ポイントの管理方法やシステムは大きく異なります。
企業が従業員に対してポイントを付与するものもあれば、従業員間でポイントを付与し合うものもあるのです。
自社がどのようなスタイルを希望するのか、あらかじめ考えておくことが大切です。
自社の運用方法とイメージの近いサービスを選ぶようにしましょう。

発生するコスト

サービスを利用するにあたり、どの程度の費用がかかるのかしっかりと確認しておきましょう。
初期費用だけではなく、ランニングコストまできちんと計算することが重要です。
あとで「想像以上に費用がかかってしまった」と頭を抱えないためにも、サービスを導入する前に必ず費用をチェックしましょう。

↓社内アプリ導入時の確認ポイントを紹介した記事はこちら↓
社内ポイントアプリ導入時に確認したい「4つのポイント」とは?

おすすめの社内ポイントの管理・運用ができるツール「THANKS GIFT」

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『THANKS GIFT』の社内ポイントを福利厚生として活用している企業事例

株式会社H.Eグループ様では、会社のホールディングス化のタイミングで福利厚生としてTHANKS GIFTを導入しました
サンクスカードを部署やグループ会社をまたいでやり取りを行っており、グループ全体のコミュニケーション活性化に繋がっています。
サンクスカードのやりとりを通じて社内ポイントが蓄積され、そのポイントを福利厚生として活用できるようにしています。
会社全体で感謝を伝えることが文化となっており、福利厚生以外の面でも様々な良い効果が生まれています。

↓H.E.グループ様の活用事例記事はこちら↓
グループ会社全体で活用。サンクスカードとタレントファイルで、より強い組織を作る仕組みを構築

『THANKS GIFT』で、社内ポイントを起点に従業員が定着・活躍する組織を作りましょう

今回は、社内ポイントを活用した福利厚生の仕組みや導入メリット、導入の際のポイントについて紹介しました。
テレワーク環境下では特に、従業員の仕事ぶりを直接確認することができず、良い言動を見逃してしまいがちですが、社内ポイントを上手く活用することによって可視化し、より良い組織を作ってみてはいかがでしょうか。

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