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部下にお礼や感謝の声掛けをする際の伝え方や内容例を紹介
雰囲気や効率がよく生産性の高い職場では、コミュニケーションが活発に行われています。
その中でも特に重要なコミュニケーションの一つが、上司から部下へのお礼や感謝の声掛けです。
日本ではまだ日常的に行われていない企業も少なくありません。
今回は、部下へのお礼や感謝の声掛けの伝え方のポイントや具体的な例文について紹介します。
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もくじ
部下へのお礼や感謝の声掛けが重要である理由
上司から部下へのお礼や感謝の声掛けが重要である理由を理解しておきましょう。
この点を理解することで、企業の成長にポジティブな声掛けが不可欠であることが認識できるはずです。
モチベーション向上へと繋がる
お礼や感謝の声掛けは、受けた側にポジティブな影響を与えます。
喜びや幸福感が生まれ、それらがモチベーションを向上させます。
上司からのお礼や感謝の声掛けであればなおさらです。
自分のためだけではなく、褒めてくれた上司や企業のためにも働こうという意識が生まれやすくもなるでしょう。
職場の雰囲気が良くなる
声掛けが日常的に行われている職場はコミュニケーションが充実しているため、雰囲気が非常によくなる傾向があります。
上司と部下という立場の違いはあれど、それを超えたコミュニケーションも頻繁に行われているはずです。
多くの従業員が意見や主張を押し殺すことなく発信・発言できるため、活発な議論も交わされやすくなるでしょう。
お礼や感謝の声掛けが当たり前のように飛び交えば仕事上の人間関係も良好になり、人間関係が原因で退職や休職を決断する従業員の減少にも繋がります。
ミスやトラブルが減る
立場や役職にかかわらず行われる、とりわけお礼や感謝などが飛び交うコミュニケーションは、ミスやトラブルの回避・軽減にも効果を発揮します。
健全な関係性が構築されることで上司は部下に対し適切な注意ができ、部下は上司に対して報告や連絡を行いやすくなるためです。
問題や課題の早期発見にも繋がるので、企業に大きな損害を与える重大なミスやトラブルを避けやすくなるでしょう。
【関連記事】:仕事において感謝する・感謝されることの効果を紹介
部下にお礼や感謝を伝える際のポイント
お礼や感謝を伝えることだけでも効果は期待できます。
ここでは、さらに職場の雰囲気をよくし生産性や効率を上げながらイノベーションの創出効果も得られる感謝の伝え方やポイントを紹介します。
過程や行動に焦点を当てる
上司は、部下のあげてきた成果や結果にフォーカスしがちです。
成果を褒めることも重要ですが、その前に過程や行動に焦点を当てながらお礼や感謝を伝えましょう。
この伝え方を覚えておくと、たとえ部下が成果を出せなくても自然とお礼や感謝を伝えられるようになります。
過程や行動そのものに感謝を伝えられた部下は、自分の頑張りが無駄ではなかったと感じるはずです。
これは次の仕事へのモチベーションを生み出します。
成果でも褒めてもらいたいという思いが湧き出し、仕事への取り組み方もより意欲的なものとなるでしょう。
ポジティブな表情やテンションで伝える
部下にお礼や感謝を伝える際は、表情や声色、テンションなどにも注意を払いましょう。
同じ言葉や文章でも、笑顔で伝えられるのと真顔で伝えられるのとでは受け取り側の解釈が異なります。
お礼や感謝は、笑顔や柔らかい表情で伝えることがポイントです。
声のトーンも少し上げ、心から感謝していることを表現します。
ありふれた言葉でもポジティブな表情やテンションが言葉に力を与え、大きなお礼や感謝の表現となって部下に届くはずです。
短く端的に伝える
お礼や感謝は、短いもので構いません。
むしろ、わかりやすい表現で伝えるべきです。
ポジティブなコミュニケーションは、たとえ表現が長かったとしても相手が嫌な気持ちになることはないでしょう。
しかし、長い文章で伝えようとすると要点がぼやけ、受け取った側は何に対して感謝されているのかが捉えづらくなります。
また、短い感謝の声掛けを日常的に繰り返す方が、より大きく継続的な効果が期待できます。
チャットやメールも有効活用する
お礼や感謝は直接伝えることも重要です。
一方で、内容や関係性、時間帯、業務によっては直接伝えることが難しいケースもあるでしょう。
そのような場合には、チャットやメールも有効に活用したいところです。
職場でのコミュニケーション活性化や理念等の共有を目的として、お礼や感謝を伝えやすくするシステムやツールもあります。
そのようなサービスを利用すると、誰もが構えることなく手軽に感謝を伝えられるはずです。
チャットやメールであれば、伝えたいときにすぐに言葉にして届けることも可能です。
お礼や感謝は伝えるタイミングも重要であるため、可能な限り早めに伝えられる手段を用いることも意識しましょう。
【関連記事】:「ありがとう」などの感謝の言葉を伝える科学的な効果を紹介
部下に伝わるお礼や感謝の表現例
部下にお礼や感謝を伝える際に積極的に選びたい文言を紹介します。
「ありがとう、助かった」
非常にシンプルですが、やはり「ありがとう」という言葉は非常に大きな効力を持っているため避けられません。
恥ずかしさから、部下に対して発言することに抵抗感を持っている人も多いようです。
しかし、お礼や感謝の気持ちが最も伝わる言葉なので、まずは「ありがとう」を伝えることを常に意識しましょう。
あわせて「助かった」という言葉もおすすめです。
「助かった」という言葉は、部下にとっては「自分がいなければ、この仕事や業務は進められなかった」という意味となりえます。
部下の自己肯定感を高め、単にありがとうの言葉だけを伝えるよりも存在意義を強く感じてもらえるはずです。
「その発想や方法はさすがだね」
部下のアイデアや行動に対し「その発想はなかった」「よいアイデアだね」「その方法はさすがだ」などの言葉でお礼や感謝を伝えるのも効果的です。
「ありがとう」よりも、具体的に何に対して褒めてもらい何に感謝されているのかが理解しやすい点が特徴です。
これもやはり部下の自己肯定感の獲得に寄与し、同時に組織やチームにとっての存在意義を感じるきっかけにもなるでしょう。
他の従業員のことには言及せずに、しかし、上司自身や他の従業員よりも優れている点があることも伝えられます。
モチベーションアップや新しいアイデアの創出効果が得られる点もメリットです。
「みんな褒めてたよ」
上司個人の感謝とともに、周囲の人たちからの評価も同時に伝えられる表現です。
承認欲求の強いタイプや、より多くの人から褒められたいと考える人に対しては特に有効な文言となります。
もちろん、極端な嘘が盛り込まれていてはいけません。
他の人からも一定の評価を得ていることが確認できれば、惜しみなくこのような表現を使いながらお礼や感謝を伝えましょう。
上司個人に対してだけではなく、チームや企業全体に対する敬意や親近感を部下自身の中に生み出しやすくもなります。
【関連記事】:社内で感謝やお礼を伝える一言メッセージの文例とポイントを紹介
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今回は、部下へのお礼や感謝の声掛けの伝え方のポイントや具体的な例文について紹介しました。
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