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承認欲求が強い人の特徴や対処法、成果に繋げる方法を紹介

承認欲求が高い人が仕事で成果を残すためにリーダーが行うべきこととは

部下の個性を見抜き、業績に反映させることはリーダーの役割の一つです。
部下の性格は一人ひとり異なる為、どのように接すべきか、どうしたら成果を最大化できるかを悩んでいる人も少ないことと思います。
今回は、承認欲求が高いメンバーの特徴や仕事で成果を残すためにリーダーが心がけたいことなどについて紹介します。

承認欲求とは?

承認欲求とは「他人に認められたい」「褒められたい」という欲求のことです。
モチベーションと混同する人もいますが、モチベーションは「意欲」や「やる気」、「何かを行うための動機づけ」のことで、承認欲求とは異なります。

承認欲求が強いことで、他者から認められたい、他者よりも抜きん出た成果を出したいと仕事に対して良い影響を与えることもあるため、承認欲求が強いことは決して悪いことではなく、その気持ちを上手くコントロールしたり、マネージメントすることによって、仕事に向けられるかが重要です。

承認欲求が強い人の特徴

承認欲求が高い人は、常に誰かに自分を褒めて欲しい、自分に注目して認めて欲しいという意識が強いという特徴を持っています。
そのため自慢話をすることが多く、ステータスにこだわる人も見られ、 承認欲求が強い人の中には、常に自分の話題が中心で他人の話には耳を傾けない人もいます。
中には円滑な人間関係を築ける人もいますが、このような性格から周囲と摩擦を起こしてしまう人も少なくありません。
また、自己主張が強く、他人が認められたり褒められたりしていると妬むような一面も持っています。

ここまでの特徴を見ると、承認欲求が高い人は自信過剰で扱いにくいという印象を受けるかもしれませんが、承認欲求が高い人は寂しがりやが多く、自己肯定感が低いことも特徴の一つです。
ただし、仕事に関していえば、常に「認められたい」という思いが強いため、他の人より努力する人が多い傾向にあります。

承認欲求と自己顕示欲の違い

承認欲求に類似した言葉に自己顕示欲があります。
自己顕示欲が強い人とは、他人の注目を浴びていたい人のことで、承認欲求の一つです。
自己顕示欲は、自分の周囲の人だけでなく、不特定多数の人から注目されたいという願望を持っています。
例えば、SNSや動画サイトで注目されそうな発信をするのも自己顕示欲が強い人の特徴のですが、自己顕示欲が強すぎる人は、ルールを無視したり話を誇張したりしてでも注目を浴びようとする点が承認欲求とは異なります。

承認欲求が強いことのメリット・デメリット

承認欲求が高い人のメリットとデメリットには以下のようなものがあります。

<メリット>

  • 仕事の成果を出しやすい
  • 仕事の成果を出すことによって、昇給や昇格を期待できる
  • 仕事の成果を出すことによって、自信が高まる

<デメリット>

  • 承認欲求が満たされない状態が長く続くとモチベーションが維持しにくい
  • 承認されたいあまり、仕事を抱えすぎてしまう

上記のように、承認されたいために努力できる一方で、キャパオーバーしてしまう可能性もあるので、上司は無理しすぎていないかなどを確認し、必要に応じてフォローを行うことが求められます。

↓承認欲求を上手く仕事に活用する方法を紹介した記事はこちら↓
承認欲求をうまく活用してパフォーマンスを向上させる方法を紹介

承認欲求が高い部下にリーダーがとるべき態度

承認欲求が高いメンバーは、自己承認が苦手な傾向があるため、周囲から認めてもらうことで自分の中でバランスを取っている人も少なくありません。
そのため、評価を行う中で、褒めるべきポイントに関しては褒めて、改善すべきポイントは、改善することによってどのような成果が期待できるのかを合わせて伝えるような指導を行う事が一般的です。
どうしても何でも褒めようとしがちですが、改善すべき事を見逃してしまうと、評価の方法や評価者が変わったタイミングで、これまで褒められていた事が褒められなくなったと不満を抱いてしまいますので、なんでも褒めるということは控えましょう。
また、問題を抱えていそうな時は、相談に乗ったり、日頃からその人だけでなくメンバー全員に対してコミュニケーションを取り、信頼関係を築きましょう。

↓承認欲求が強いメンバーへのマネジメント法に関する記事はこちら↓
承認欲求とは?承認欲求が強いメンバーとの接し方・マネジメント法を紹介

承認欲求を仕事の成果につなげる方法

承認欲求の高いメンバーに関しては、少しずつ成功体験を増やして自信につなげていくことが重要です。
リーダーから新たなことに挑戦できる機会を与え、成果を残してもらい、その成功体験が積み重なっていけば、仕事にも自信を持って取り組めるようになります。
なかなか、最初の成功の実感がないことには、自分を追い込んでしまう可能性があるため、チャレンジできる機会を設けて、必要に応じてフォローしたり、改善点を伝えたり、成果が出たタイミングでは褒めるといった事を行っていきましょう。

↓行動承認を行う事による承認欲求を高める方法に関する記事はこちら↓
「行動承認」を行うことで承認欲求を満たす社内SNSの効果的な使い方とは?

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承認欲求を上手く活用し、従業員が定着・活躍しやすい環境を作ろう

今回は、承認欲求が高いメンバーが仕事で成果を残すための方法について紹介しました。
リーダーは、多くの部下を持っている事が多く、なかなか全員を細かく見ることは難しいため、できれば、従業員相互で感謝や賞賛を伝えられるような仕組みを作る事で、全員が定着・活躍しやすい環境を作る事に繋がります。

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