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エンゲージメント経営とは?導入のメリット・効果、取り組みの流れを紹介

エンゲージメント経営とは?導入のメリット・効果、取り組みの流れを紹介

日本でも従業員エンゲージメントの概念が浸透しており、企業においては、従業員エンゲージメントを向上させる取り組みを行なっている企業も少なくないことと思います。
今後は、少子高齢化に伴って労働力人口が減少していくこと、そして従業員の転職に対するハードルも下がっていることから、今後は経営課題として従業員エンゲージメントを測定し、向上させていくことに投資を行うということが、エンゲージメント経営です。
今回は、エンゲージメント経営の意味や取り組んでいくための流れについて紹介します。

エンゲージメント経営とは?

エンゲージメント経営とは、従業員が会社に愛着を持って、自発的に働いていくような組織づくりを行う経営活動のことを指します。
これまでの企業は、給与のアップや福利厚生の導入で従業員満足度を向上させよう・離職を減らそうという取り組みを行なってきましたが、今後は従業員エンゲージメントの指標を定期的に測定し、数値を改善していくことで従業員の定着・活躍を促進することが求められます。
その中でも、一方的に会社から支援をし続けるのではなく、従業員が自発的に活動できるような環境・仕組みづくりを行なっていくことで、両者にとって良い関係を築くことに繋がります。

エンゲージメント経営を解説した2つの書籍

エンゲージメント経営は、既にノウハウや事例なども集まっていることから既にエンゲージメント経営をテーマにした書籍がいくつか出版されております。
今回は、その中でも2冊ご紹介します。

■エンゲージメント経営(著者:柴田 彰氏)|日本能率協会マネジメントセンター

エンゲージメント経営は、これまでの日本企業と従業員の関係の問題点から従業員エンゲージメントの説明、データを元にした解説を行なっており、エンゲージメントの概要を知ることに適した1冊です。

エンゲージメント経営 (日本語) 単行本

■組織の未来はエンゲージメントで決まる(著者:新居 佳英氏、松林 博文氏)|英治出版

こちらの本は、従業員エンゲージメントの重要性や従業員エンゲージメントを高める方法、様々な企業の事例を紹介しています。
エンゲージメントについてこれから学んで、実際に取り組んでいこうという企業向けの内容になっています。

組織の未来はエンゲージメントで決まる (日本語) 単行本

エンゲージメント経営を行う企業が増えている理由

エンゲージメント経営を行う企業が増えている理由は、

  • 従業員エンゲージメントへの投資が、従業員の生産性の向上や定着に繋がること
  • 今後は、労働力人口の減少によりますます採用が難しくなっていくため、今いる人材で戦うことが求められること

などの理由により、従業員の定着・活躍に投資を行う重要性が高まっており、投資を行わないと離職が止まらないことや採用ができなくなるという悪循環に陥ってしまうためです。
従業員エンゲージメントに投資を行わない企業は淘汰されていくため、今後ますます多くの企業がエンゲージメント経営を行うことが予想されます。

エンゲージメント経営に取り組むメリット・効果

エンゲージメント経営に取り組むことで具体的には、以下のようなメリット・効果があります。

  • 従業員・チームの生産性が向上する
  • 離職を考えるきっかけや離職の決め手となる原因が解消される
  • より主体的に行動できる従業員が増える
  • 顧客ともより良い関係を築くことができ、顧客満足度が向上する
  • 組織が活性化し、従業員がモチベーション高く働ける

上記のように、自社の組織へのメリットだけでなく、顧客満足度の向上・業績の向上も期待できます。

エンゲージメント経営に取り組む3つのSTEP

エンゲージメント経営は以下の3つのSTEPで取り組んでいきます。

1.従業員エンゲージメントスコアを測定する

まずは自社の課題や特徴はどのような物かを知った上で、具体的な取り組みを行なっていくことが重要です。
組織サーベイツールの中には、従業員エンゲージメントのスコアを測定できるツールもありますので、そちらで組織全体の課題を可視化しましょう。

2.見つかった課題に優先順位をつけて解消していく

組織サーベイツールで測定して特定された課題に対して、解消することでインパクトの大きい課題から順番に解決の施策を実行していきます。
この際、全ての課題を解決しようとすると非常に多くの時間と工数がかかりますので、解決することのインパクトや必要な時間・コストから優先順位をつけて取り組むよう注意しましょう。

3.課題が解決されたかの確認、定期的にアンケートで定点観測する

2で実行した施策によって課題が解消されたかを確認し、解消されていなければ他の施策を実行することを検討するとともに、1~6ヶ月に1回のタイミングでアンケートを実施し、他に問題が発生していないかを定点で観測していきましょう。
これらの、課題の把握→課題の解消→効果測定・定点観測のサイクルを回していくことで従業員エンゲージメントのスコアも向上していきます。

「THANKS GIFT」を活用してエンゲージメント経営を推進しよう

今回は、エンゲージメント経営とは何かや重要視されている理由、従業員エンゲージメントを向上させるための流れについて紹介しました。
「従業員の定着・活躍」は、多くの企業において経営課題と位置付けて取り組むべきものの1つです。
これらに取り組むことで、自社の業績・従業員の満足度、顧客の満足度に良い影響を与えられることが期待されますので、ぜひエンゲージメント経営に取り組んでいただければと思います。

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サービス紹介資料をダウンロードして、自社の従業員エンゲージメント向上の取り組みの参考にされてみてはいかがでしょうか。

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