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医療・福祉業界におけるサンクスカード活用メリット・事例まとめ
医療・福祉業界では、職場でのコミュニケーションが取りにくく、相互理解が不足したり、人間関係が悪いケースが少なくありません。
そのため、情報共有や職種間・病棟間の人間関係が良くないなどの医療・福祉業界特有の組織課題があります。
今回は、医療・福祉業界における組織課題や医療・福祉業界の企業でのサンクスカード活用事例などについて紹介します。
もくじ
医療・福祉業界を取り巻く環境
医療・福祉業界を取り巻く外部・内部環境について紹介します。
要介護率が高まる75歳以上人口の増加
2025年には、戦後の第一次ベビーブームの頃に生まれた「団塊の世代」の全員が75歳以上の後期高齢者になり、医療や福祉、社会保障への社会的な負担が大きくなることが想定されています。
日本の人口の中でも、団塊の世代は最も多くの比率を占めるため、今後は医療や福祉業界でもさらに需要が急増すると考えられています。
認知症患者の増加
後期高齢者の増加に伴い、認知症患者の増加も想定されています。
認知症の患者は、日常生活にサポートが必要であるため、こちらも医療や福祉の需要を増加させることが考えられます。
医療技術の進化・発達
新薬の開発や医療機器、福祉業務をサポートするロボット・ツールの搭乗など、日々、医療技術が進化・発達しています。
実際に病棟の稼働を管理するシステムを活用することで従業員の残業時間を大幅な削減に成功した事例、福祉業務をアシストするロボットの活用によって男性だけでなく女性も働けるようになる事例も出ています。
地方の働き手の減少
地方は、少子高齢化と都市部への人口流出のため、労働力人口の減少が続いています。
医療・福祉業界も同様に、大学や専門学校への進学、新卒採用で都市部に若い労働者が流出しており、新卒採用の難易度が年々難しくなっています。
医療・福祉業界の離職率
2022年に厚生労働省が公表した「新規学卒就業者の離職状況」によると、「医療・福祉業界」での新卒入社後3年以内の離職率は、高卒就職者が46.4%、大卒就職者で38.8%となっています。
全業界での平均が高卒就職者で35.9%、大卒就職者が31.5%であるため、他の業界と比較しても離職率が高く、人材定着が非常に重要視される業界です。
医療・福祉業界は、今後の少子高齢化の影響や高齢者の1人世帯の増加などからも需要が増加することが予想され、さらに人手不足が深刻化すると考えられています。
医療・福祉業界での主な離職理由
医療・福祉業界における主な離職理由について紹介します。
人手不足のため業務負荷が高い
医療・福祉業界は、需要はかなり大きいにも関わらず常に人手不足の状態です。
人手不足の状態では、既存の従業員に業務のしわ寄せが発生します。
業務負荷が高ければ、また他の従業員の離職に繋がってしまう負のループに陥ってしまいます。
仕事内容の割に給与が低い
医療・福祉業界の仕事は、責任が重く、肉体的な負担が少なくない仕事であるにも関わらず、職種によっては給与が低いことがあります。
医療関係でも医師は給与が高いですが、他の事務や看護師は給与が低い傾向にあり、福祉の仕事も他の業界と比較すると給与が低い傾向にあります。
人間関係に問題がある
職場や院内の上司・同僚・部下など、高圧的な人や非協力的な人、嫌がらせをする人などがいる場合、退職意向はかなり上がります。
医療や福祉業界は、上司や同僚、部下と過ごす時間が長いため、職場の人間関係の悪さは退職行動に繋がりやすいです。
医療・福祉業務で不安やプレッシャーがある
利用者に適切なケアができているか不安、介護事故(転倒、誤嚥その他)で利用者に怪我をおわせてしまう不安は、医療・福祉業界ならではの悩みです。
不安やプレッシャーが常に付きまとい、退職を考えるきっかけになります。
医療・福祉業界のよくある組織課題
医療・福祉業界のよくある組織課題について紹介します。
深刻な人材不足
医療・福祉業界は、前述の通り、需要に対して人手が足りておらず、深刻な人材不足の状態です。
ただでさえ人材不足であるにも関わらず、離職者が後を絶たないため、常に採用活動を行っており、人材定着の重要性が高まっています。
業務連絡以外のコミュニケーションが取りにくい
病院や治療院、介護施設などは、施設利用者と同じ場所で勤務を行うため、利用者からの苦情やクレームを避けるために、雑談などの業務連絡以外の会話がしにくい環境です。
最低限の会話に留まってしまい、なかなか良い人間関係を構築することが難しいというのがよくある組織課題の1つです。
医療・福祉業界でのサンクスカードの活用メリット
医療・福祉業界でTHANKS GIFTのサンクスカードや社内掲示板機能を活用するメリットを紹介します。
良い人間関係の構築に繋がる
医療・福祉の現場では、なかなか業務外のコミュニケーションが取りにくく、なかなか相互理解を深めたり、互いに信頼関係を構築することが難しいです。
サンクスカードで感謝や賞賛を伝え合うことで、感謝されたことに喜びを感じて、相手への印象が良くなることや他人のサンクスカードのやりとりを見て、その人の人柄を知る機会になり、良い人間関係を構築するインフラになります。
会社の理念が浸透しやすい
サンクスカードに会社の理念や行動指針に紐付けてやり取りすることで、会社が大事にしている理念や行動指針を徐々に現場に浸透させられます。
普段の業務やコミュニケーションでは理念や行動指針には触れる機会はありませんが、サンクスカードを通して徐々に従業員の価値観を揃え、方向性を一致させることに繋がります。
全従業員に対しての情報共有が行いやすい
THANKS GIFTの社内掲示板機能や社内チャット機能を通して、全従業員に一斉に情報発信が行えます。
医療や福祉業界では、全員が同じ場所に集まる機会は多くなく、勤務時間もバラバラだったりするため、1回で全ての情報を全員に伝え切ることは難しいですが、THANKS GIFTを活用することで、一斉に情報を共有できます。
医療・福祉業界でのサンクスカード活用事例
医療・福祉業界のTHANKS GIFTでのサンクスカードや社内掲示板の活用事例について紹介します。
医療法人 秋田病院でのサンクスカード活用事例
医療法人 秋田病院では、組織に対する帰属意識希薄化による離職を減らすことを目的にTHANKS GIFTを導入しました。
看護師は資格業であるため、転職もしやすい。
そういった状況下で、病院に留まり続けてもらうためには、「この病院は雰囲気も良いので、長く働きたい。もっとこの組織に貢献したい」そう思ってもらえるような工夫が必要だということで、サンクスカードの活用、社内ポイントの福利厚生利用を行っています。
感謝を伝えたくても照れくさくて言いづらかったりしますが、THANKSGIFTによって、上司と部下、そして組織間の「感謝のコミュニケーション」が増え、明らかに病院全体の雰囲気が良くなったと感じていただいています。
↓医療法人 秋田病院でのサンクスカード活用事例記事はこちら↓
看護師の離職率を下げるために導入!コミュニケーションの「質」が変わり院全体の雰囲気がプラスに。
株式会社ココロラボでのサンクスカード活用事例
株式会社ココロラボでは、従業員の離職に課題を感じており、コミュニケーションの活性化や情報共有の強化、表彰など賞賛する文化などを強化するためにTHANKS GIFTを導入しました。
THANKS GIFTのサンクスカードと社内掲示板機能を活用し、感謝の送り合いや情報共有に取り組んだ結果、導入後の2018年度は定着率が4.7%、その後の3月では6.6%向上と当初の課題であった離職率の改善に成功しています。
↓株式会社ココロラボでのサンクスカード活用事例記事はこちら↓
定着率が3割改善した保育園の社内コミュニケーションツール活用方法。
医療法人社団HUNDRED やまぐち歯科でのサンクスカード活用事例
医療法人社団HUNDRED やまぐち歯科では、職種間(歯科医師、歯科衛生士、受付)のコミュニケーションの活性化を目的にTHANKS GIFTを導入しました。
コロナ禍に入ってからは、飲み会や社内イベントを行えなくなり、コミュニケーション量が減少しました。
THANKS GIFTを活用して、サンクスカードのやりとりや社内表彰などを実施することによって、職種間コミュニケーションの質向上・感謝承認文化の醸成などに繋がっています。
↓株式会社ベストライフでのサンクスカード活用事例記事はこちら↓
やまぐち歯科の「心理的安全性」の醸成方法。 ドクター、衛生士、受付の「相互理解」を高め「健口を守り育てる歯科医院」実現に向けての取り組み
One-or-Eight合同会社でのサンクスカード活用事例
訪問介護業界の仕事は1人で対応することが多く、従業員同士の対面でのコミュニケーションが少なくなりがちです。
コミュニケーションから得られる「ぬくもり」や「温かみ」が無くなってしまうことを補うためにTHANKAS GIFTを導入しました。
ポジティブなコミュニケーションを通して、従業員のコミュニケーション活性化だけでなく、採用面でも反響があり、様々な良い影響が生まれています。
↓One-or-Eight合同会社でのサンクスカード活用事例記事はこちら↓
面接希望者が約1.4倍に。 THANKS GIFTがもたらした採用面・承認称賛文化醸成への効果とは?
おすすめのサンクスカードツール「THANKS GIFT」
THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝を贈り合うことで社内コミュニケーションを活性化させ、社内文化を醸成でき組織や社内の生産性向上、エンゲージメント向上に寄与するツールです。
大手IT製品レビューサイトでは、プロダクトの機能の豊富さや使いやすさ、サポートの充実度などで評価いただき、複数のカテゴリにおいて満足度No.1を獲得しています。
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THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝や称賛を伝え合うサンクスカードをはじめ、経営者の思いや従業員のコミュニケーションを活性化させるWeb社内報、組織の課題を把握するための組織サーベイなど、組織づくりを行う上で必要な機能を搭載したプロダクトです。
管理者がポイントの管理・付与ができる機能、従業員自身で保有ポイントを確認する機能など、ピアボーナス制度を運用する上で必要な機能が搭載されています。
医療・福祉業界における情報共有やコミュニケーション活性化にサンクスカードを活用しよう
今回は、医療・福祉業界における組織課題や医療・福祉業界の企業でのサンクスカード活用事例などについて紹介しました。
医療・福祉業界では、社内コミュニケーションや従業員の人間関係に課題を抱える企業が多いです。
THANKS GIFTでは医療・福祉業界で多くの導入実績があり、その企業に合わせた課題解決の支援をしております。
ぜひ、サービス紹介資料をダウンロードいただき、自社で活用できそうかご確認ください。