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企業文化とは?変革・浸透させる方法や影響を与える要素を紹介

企業文化とは?変革・浸透させる方法や影響を与える要素について紹介

企業の生産性や働きやすさ、採用活動など様々なものに影響を与える「企業文化」。
企業文化は日々の活動を通して浸透して根付いていくものですが、ある程度会社が意図してコントロールして内容や浸透度を調整することが可能です。
良い企業文化を浸透させるとともに、良くない企業文化に関しては変革するためにどのような取り組みが必要なのか紹介します。

企業文化とは?

企業文化とは、従業員の間で共有化された「価値観」や「行動規範」のことを指します。
企業で定められたルールや会社が定めた行動指針/行動規範などによって、多くの社員の中で意識的/無意識的に作り上げられものです。
この企業文化は、取引先やパートナー企業から抱かれる企業イメージにも繋がることや、従業員の生産性やモチベーションにも大きく関わってくるものですので、できる限り良くない企業文化に関してはルールや行動規範を定めることで無くしていく必要があります。

↓カルチャーモデルのフレームワークや浸透させる方法を紹介した記事はこちら↓
カルチャーモデルとは?7Sのフレームワークや浸透させる方法を紹介

良い企業文化を築くことが重要である理由

良い企業文化を築くことで企業には以下のようなメリットがあるとされています。

  • 従業員の行動規範となる
  • 組織を一つの方向に統一させることができる
  • 企業と従業員または従業員同士の信頼を生む
  • 組織と合わない人(残るべきではない人)は辞める
  • 組織が必要とする人が定着する

上記のように、1人1人の行動によって、ビジョン・ゴール達成のために組織が1つの方向に向かい、必要な人材が定着する効果をもたらします。
こういった様々な効果があるため、良い企業文化を築くことは重要とされています。

↓組織カルチャーとリーダーシップの関係を紹介した記事はこちら↓
組織カルチャーとは?重要性やリーダーシップとの関係を紹介

企業文化を形成する要素

企業文化の形成には、複数の要素が影響して形成されていきます。

具体的には、

  • 企業理念:企業が活動する上で大切にしている考えや価値観
  • ミッション:企業の使命、存続理由
  • ビジョン:その企業が長期的に目指すゴール
  • 行動指針:企業理念やビジョンを達成するための従業員が行うべき行動
  • 人材:その企業で働く従業員
  • 習慣・ルール:その企業で定められたルールや当たり前に行われている行動
  • ストーリー:その企業のこれまでの活動を通しての成功体験や挫折などの一連の流れ
  • 外部からの影響:自社を取り巻く環境、市況など

こういった要素がいくつも影響し、その企業ならではの企業文化が形成されていきます。

↓コアバリューの作り方や組織への浸透方法について紹介した記事はこちら↓
コアバリューとは?作り方や組織への浸透方法、企業事例を紹介

企業文化を改革する方法

企業文化は、簡単に変化するものではなく、意図的に施策を実行したとしてもそこから浸透していくまでには時間がかかります。
そのため、企業文化を改革するための全体像を押さえた上で、ステップを踏んで行うべきことを行なっていきましょう。

具体的な流れとしては、

  1. 企業のビジョンや行動指針を再策定する
  2. 経営陣からどのような文化を作っていきたいのかや今の文化の問題点を説明する
  3. 2と合わせてビジョンや行動指針について詳細や背景、思いなどを伝える
  4. 経営陣/管理職から率先して行動指針に即した言動を行う

といった流れのように、まずはどのような組織・文化を作りたいのかの理由や背景を説明するとともに、具体的に何をどうするかを説明しましょう。
この工程が省略されてしまうと、従業員もやらされている感覚になり、結局は廃れてしまって文化にはなりません。
きちんと順を追って進めて行くこと、そして経営陣や管理職から言動で示していくことが重要です。

↓組織の一体感を醸成する方法を紹介した記事はこちら↓
一体感の醸成とは?メリットや方法・施策、成功事例を紹介

企業文化の変革に、管理職の協力が不可欠

企業文化の変革を成功させるためには、各部門のリーダー格の協力も欠かせません。
各部門のリーダー格や企業の主要メンバーは、会社内でも強い発言権を有している場合がほとんどです。
そうした人物の協力を得られなければ、変革の妨げとなり、成就させたい改革もうまく進みません。
むしろ、さまざまな理由から、変革に賛同しないリーダー格も出てくるでしょう。
もし、改革を断行し、強い意志を持って企業文化の変革を推進するなら、変革に賛同しないリーダー格や主要メンバーを交代するのもひとつの方法です。

↓企業変革の具体的な方法とポイントを紹介した記事はこちら↓
企業文化を変革する方法とポイント、取り組み事例を紹介

企業文化を醸成してから浸透させるための方法

企業文化は、日頃の習慣や思考・行動によって作られるものですので、最初は意識的に行動してもらって徐々に当たり前化させる必要があります。

具体的には、

  • 研修などを通じて全員で意識を高めて、行動に移してもらう
  • 上長が率先して目指す企業文化を体現するような行動を行う
  • 上長が定期的にメンバーの普段の行動に対してもフィードバックを行う
  • 人事評価制度に評価対象として組み込む
  • サンクスカードなどで行動指針に即した内容のやり取りを行なってもらう

などの意識的な働きかけを行う方法があります。
最初は、意識してしか行動できないことも多いと思いますが、毎日繰り返して行く内に習慣となって無意識で行えるようになりますので、制度やコミュニケーションなどの仕組みを通して浸透させていきましょう。

↓経営理念の作り方を紹介した記事はこちら↓
企業の思いを言葉で伝える「経営理念」の作り方とは?

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良い企業文化を浸透させて、従業員が定着・活躍する組織を作ろう

今回は、企業文化とは何かや企業文化に影響を与える要素、企業文化を改革する方法などを紹介しました。
あまりよろしくない文化が浸透しているのを変えていくことや今までなかったものを当たり前に変えていくことは非常に大変です。
しかし、良い企業文化が浸透すればそれだけ企業にとっても従業員にとっても良い効果がありますので、根気強く取り組んでいきましょう。

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