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【2024年版】介護業界の離職率は?離職の原因や対策方法を紹介

介護業界の離職率とは?離職率が高い原因と対策方法を紹介

介護業界は、他の業界と比較してなかなか新規の採用が難しいと言われています。
そのため、介護業界では人材を定着させる重要度が非常に高く、様々な投資を行う必要があります。
今回は、介護業界全体の離職率や離職理由、離職の対策方法について紹介します。

介護業界全体の離職率

公益財団法人介護労働安定センターが発表している「令和3年度介護労働実態調査」によると、訪問介護員、介護職員の離職率は、14.3%でした。
全然年度が15.4%、前年度が14.9%と年々、国の取り組みや各事業所の取り組みにより減少傾向にあります。

↓離職率の計算方法や改善のための考え方を紹介した記事はこちら↓
離職率の定義と計算方法、改善のための考え方を紹介

職種・就業形態別の介護業界の離職率

上記と同じ公益財団法人介護労働安定センターの調査による、職種・就業形態別の介護業界の離職率は、下記の通りとなっています。
前年度と比較すると、サービス提供責任者が3ptほど減少している一方、訪問介護員と介護職員は、0.6~1.1pt増加しています。

  • 訪問介護員の離職率:13.6%
  • サービス提供責任者:10.1%
  • 介護職員:14.6%

↓中小企業の離職率や対策を紹介した記事はこちら↓
中小企業の平均離職率や離職理由、対策方法を紹介

事業所の規模別の介護業界の離職率

上記と同じ公益財団法人介護労働安定センターの調査による、事業所の規模別の介護業界の離職率は、下記の通りとなっています。
事業所の規模が大きくなるほど、離職率は下がる傾向にある一方で、前年度と比較すると9人以下の事業所は、増減ほぼ無し、10人以上の事業所では、0.7~0.9%ほど離職率が増加しています。

  • 9人以下:18.6%
  • 10人以上49人以下:14.4%
  • 50人以上:12.4%

↓福祉業界の離職率、対策を紹介した記事はこちら↓
福祉業界の離職率とは?離職率が高い原因と対策方法を紹介

介護業界の離職率は他の業界と比較して高い?

「令和3年度介護労働実態調査」によると、介護業界の離職率は14.3%(3職種計)です。
介護業界の離職率は、他の産業と比べて高いのでしょうか。

厚生労働省が実施した令和3年の雇用動向調査によると、日本全体の離職率は13.9%、同じ調査で医療福祉は13.5%と、全体と比較して低い結果になっていました。
調査元が異なりますので、そのまま比較することはできませんが、介護業界の離職率は、日本全体の平均値とそこまで大きな変化はなく、一概に高い訳ではありません。

産業 離職率
鉱業、採石業、砂利採取業 10.0%
建設業 9.3%
製造業 9.7%
電気・ガス・熱供給・水道業 8.7%
情報通信業 9.1%
運輸業、郵便業 11.5%
卸売業、小売業 12.3%
金融業、保険業 9.3%
不動産業、物品賃貸業 11.4%
学術研究、専門・技術サービス業 11.9%
宿泊業、飲食サービス業 25.6%
生活関連サービス業、娯楽業 22.3%
教育、学習支援業 15.4%
医療、福祉 13.5%
複合サービス事業 8.1%
サービス業(他に分類されないもの) 18.7%

↓離職率が高い業界やその数値を紹介した記事はこちら↓
離職率が高い業界とは?業界別の平均やランキングを紹介

介護業界の離職理由

介護業界で働く職員は、どのような理由で離職しているのでしょうか。
「令和2年度介護労働実態調査」によると、労働条件などの悩み、不安、不満などで割合が最も高いのは52.0%の「人手が足りない」で、38.6%の「仕事内容のわりに賃金が低い」が続きます。
職場での人間関係などの悩み、不安、不満などで最も割合が高いのは、21.2%の「自分とあわない上司や同僚がいる」、20.3%の「部下の指導が難しい」と続きます。
利用者やその家族に関連する悩み、不安、不満などを抱えている職員も少なくありません。
最も割合が高いのは、40.9%の「利用者に適切なケアができているか不安がある」です。
次に、24.2%の「介護事故(転倒・誤嚥その他)で利用者に怪我をおわせてしまう不安がある」が続きます。

また、「令和2年雇用動向調査結果の概況」によると、16大産業で前職をやめた理由の割合が最も高かったのは9.4%の「給料等収入が少なかった」、次に割合が高かったのは8.8%の「職場の人間関係が好ましくなかった」です(「定年・契約期間の満了を除く」)。
産業を問わず、賃金や人間関係は問題になりやすいことがわかります。

↓離職率を下げるための課題と改善策を紹介した記事はこちら↓
離職率を下げるために解決すべき課題や改善策とは?

介護職員の離職を防ぐ方法・対策

一般的に介護業界は入職者を集めにくい傾向があるといわれています。
したがって、離職率を低下させることが重要といえるでしょう。
どのようなアプローチが有効なのでしょうか。

1.休暇取得や勤務時間等の労働条件の改善

「令和2年度介護労働実態調査」によると、早期離職の防止、定着促進のために最も効果があった施策は労働条件の改善に取り組むことです。
具体的には、本人の希望に応じた勤務体制にすることが有効とされています。
例えば、日勤専従で採用する、夜勤専従で採用するなどが考えらえます。
他の事業所では実現しにくい環境を整えることで、長く働きたいと考えるスタッフは増えるでしょう。

残業時間を減らす、有給休暇を取りやすくするなどの取り組みも有効と考えられています。
他の事業所よりも労働条件をよくすることで、転職を踏みとどまらせる効果を期待できます。

2.賃金の向上

「令和2年度介護労働実態調査」によると、介護業界で働く一般労働者、管理者の所定内賃金・賞与は上昇傾向にあります。
これらの施策は有効ですが、実施が難しい事業所もあるでしょう。

3.コミュニケーションの促進

なかなか労働条件や給与を動かしにくいという事業所にオススメなのが、スタッフ間のコミュニケーションを促進することです。
この施策は、上記2つに次いで有効と考えられています。
介護業界の離職理由の中でも、上司や同僚との人間関係による離職は一定の割合を占めており、問題を解消する必要があります。

コミュニケーションの円滑化を図るうえで導入を検討したいのが、THANKS GIFTをはじめとするWEB/アプリサービスです。
これらは、スタッフ間で気軽に感謝や称賛を伝えられるサービスです。
例えば、THANKS GIFTを活用すれば、相手を選択して内容を入力するだけで「サポートしてくれてありがとう」などの気持ちを伝えられます。
スタッフから集まった感謝や称賛を、表彰やインセンティブと結びつけることも可能です。
これらのサービスは、事業所の雰囲気を明るくする、スタッフのモチベーションを高める、心理的安全性を向上させるなどの効果を期待できると考えられています。
したがって、介護職員の離職を防ぐ有効な施策になり得ます。

↓介護業界で「THANKS GIFT」を活用した事例記事はこちら↓
面接希望者が約1.4倍に。 THANKS GIFTがもたらした採用面・承認称賛文化醸成への効果とは?

介護業界の職員の離職対策に活用したいツール

介護業界の離職対策や人手不足対策を目的に活用したい、サービス・ツールについて紹介します。

モチベーションクラウド

国内最大級の導入実績による豊富なデータベースとコンサルティングの知見をもとに、従業員エンゲージメントを向上させることができる組織改善サービスです。
定期的なアンケートを実施することで、離職の予兆を確認したり、組織の中での解決すべき課題が可視化されます。

サービス名 モチベーションクラウド
運営会社 株式会社リンクアンドモチベーション
サービス種別 組織サーベイツール
URL モチベーションクラウド|組織改善ならモチベーションクラウド

生産性との関係が科学的に証明された「エンゲージメント」を9つの指標で可視化。組織の状態を、最小限の負荷で網羅的に捉え、次の行動に繋がりやすいように設計されているエンゲージメントプラットフォームです。
こちらでも個人単位でのコンディションの把握、組織における問題の特定が可能です。

サービス名 wevox
運営会社 株式会社アトラエ
サービス種別 組織サーベイツール
URL Wevox | 組織力向上プラットフォーム

ラフールサーベイ

組織解析で企業の強みや課題を明確化し、今後の改善策として適切な対策を提示する従業員インサイトを掘り出し、定量・定性的な手法をもとに実態を把握し、「心理的安全性」と「エンゲージメント」を可視化する組織診断ツールです。

サービス名 ラフ―ルサーベイ
運営会社 株式会社ラフ―ル
サービス種別 組織サーベイツール
URL 組織改善ツール |ラフールサーベイ

TUNAG

経営の想いを反映させた社内制度を軸に『会社やヒト』を知るキッカケを増やし、社内コミュニケーション活性化や組織の生産性向上を促すツールです。
社内の人事制度や福利厚生を周知・管理させることや、社内の情報を集約するポータル機能など、活用方法が幅広いことが特徴です。

サービス名 TUNAG
運営会社 株式会社スタメン
サービス種別 エンゲージメントクラウド
URL TUNAG(ツナグ)公式 – エンゲージメントプラットフォーム

THANKS GIFT

THANKS GIFTは、サンクスカードや社内掲示板、社内チャットなどの機能を通じて、社内コミュニケーション活性化や従業員エンゲージメント向上に繋げるエンゲージメントツールです。
組織サーベイ、アンケートで従業員の状況を可視化し、各種機能によって社内コミュニケーション活性化や従業員間の関係良好化などに繋げます。

サービス名 THANKS GIFT
運営会社 株式会社Take Action
サービス種別 社内コミュニケーションツール
URL THANKS GIFT サンクスギフト|ありがとうが組織を強くするエンゲージメントクラウド

おすすめのエンゲージメント向上ツール「THANKS GIFT」

THANKS GIFT_サービスサイトトップ

THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝を贈り合うことで社内コミュニケーションを活性化させ、社内文化を醸成でき組織や社内の生産性向上、エンゲージメント向上に寄与するツールです。
大手IT製品レビューサイトでは、プロダクトの機能の豊富さや使いやすさ、サポートの充実度などで評価いただき、複数のカテゴリにおいて満足度No.1を獲得しています。

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THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝や称賛を伝え合うサンクスカードをはじめ、経営者の思いや従業員のコミュニケーションを活性化させるWeb社内報、組織の課題を把握するための組織サーベイなど、組織づくりを行う上で必要な機能を搭載したプロダクトです。

『THANKS GIFT』を活用し、介護業界の離職を防止する仕組みを作ろう

今回は、介護業界全体の離職率や離職理由、に離職の対策方法などについて紹介しました。
従業員が定着・活躍できる組織を作るために、自社の従業員の特徴や強みをしっかりと把握し、それぞれがやりがいを持って仕事を行えるよう、人員配置や教育、社内制度を通じた支援を行いましょう。

『THANKS GIFT』は、エンゲージメントを向上させる上で重要な理念浸透や社内コミュニケーションを活性化させる、Web社内報やサンクスカードなどの機能を搭載した社内コミュニケーションツールです。
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ぜひ、サービス紹介資料をダウンロードいただき、離職防止の仕組みづくりとして活用できそうかご確認ください。

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