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モチベーション管理ツール導入後の活用事例・失敗事例を紹介

モチベーション管理ツール導入後の活用事例・失敗事例を紹介

社員のモチベーションの向上は、会社の成長や事業拡大にとって欠かすことのできないものでしょう。
しかし、モチベーションは、何もしないで維持できるものではありません。
そのために、多くの会社ではモチベーション管理ツールの導入が進んでいます。
今回は、モチベーション管理ツールの活用事例や失敗した事例の原因と対策について紹介します。

モチベーション管理ツールとは?

モチベーション管理ツールとは、社員の精神状態を分析してデータベースを作成し、モチベーションの改善や向上に役立てるツールのことです。
データベースから、人事の担当者は会社に対する社員の満足度や不満を知ることが可能です。
モチベーションを左右する要因として、「職場の人間関係」「業務に関する悩み」「周囲からの期待」「仕事へのやりがい」「会社への信頼感」「自分への評価や報酬」などがあります。

モチベーション管理ツールはこれらの要因を分析し、社員のモチベーションの維持・向上に役立てる機能を有しています。
モチベーション管理ツールには、おもに以下の4つの機能が必要です。

  • アンケート機能:アンケートフォームの作成・配信・集計・分析
  • ストレスチェック機能:ストレスチェックシートを用いて分析
  • データ分析機能:収集したデータを分析し、数値やグラフで見える化
  • コミュニケーション機能:管理担当者が社員と直接コミュニケーションを取り、分析結果をフィードバック

アンケート機能には、日ごとや週ごとなどの短い期間で実施される「パルスサーベイ」と、月ごとや年ごとなど、長い期間で実施される「エンゲージメントサーベイ」の2種類があります。
コミュニケーション機能は、普段はいいにくい不満や悩みを話し合い、問題を早期解決するのに有効です。

モチベーション管理ツールがもたらす効果

モチベーション管理ツールがもたらす効果は、おもに以下の3つです。

  • コミュニケーションの活性化
  • 社員の課題の早期発見
  • 職場の安心感の向上

コミュニケーションの活性化により、上司との意思疎通や同僚との協力体制が強化されます。
また、「周りが責めているとの被害者意識を持たせない」「安心して自分の意見をいえる」などが、職場での安心感を向上させます。
これらの効果が「社員の仕事上のミスの減少」「社員のパフォーマンスの向上」「離職率の改善」につながり、企業の生産性を向上させます。

モチベーション管理ツールを導入する際のポイントと活用手順

それでは、モチベーション管理ツールを導入する際には、何に気をつければよいのでしょうか。
ここではモチベーション管理ツールを導入する際のポイントと、活用手順を紹介します。

モチベーション管理ツール導入のポイント

  • ツールを導入する目的を明確化:解決したい問題や改善する箇所を特定する
  • 必要な機能が搭載されているかを確認:利用目的に合った機能が搭載されているかを確認
  • 社員が使いやすいツールを選択:ツールの機能を最大限に活用するため、社員に敬遠されがちなツールは避ける
  • 管理会社によるフォロー体制の確認:初期設定やトラブル・メンテナンスの際のフォロー体制を確認しておく
  • 必要になる費用の確認:見積もりを取り、初期費用や月々の費用を確認しておく

モチベーション管理ツール活用手順

  • 社員の悩みや不満によるストレス状態をチェックし、データを収集:アンケート機能を活用する
  • 収集したデータの分析:グラフやリストで見える化し、分析するポイントを明確化する
  • 分析結果からモチベーション低下の原因を特定して対応:個々の社員とヒアリングし、社員の悩みや不満と向き合う
  • 検証を確認:社員のモチベーションの変化状況を確認

社員の悩みや不満を解消する具体的な方策としては、部署や業務内容の変更が有効でしょう。
この一連の手順で問題が改善されない場合は、新たな問題が発生していることが予想されます。
再度、モチベーション管理ツールで分析とヒアリングを実行しましょう。

モチベーション管理ツール導入後の活用事例

ここでは、モチベーション管理ツールを導入した2つの企業の事例を紹介します。

株式会社NTTデータの活用事例

株式会社NTTデータは、デジタル技術を活用したビジネス変革や社会問題の解決のため、携帯電話やスマートフォンを安定させて稼働させるためのシステム基盤を開発・運用している会社です。
NTTデータでは内定者の不安の解消が難しく、モチベーションを下げる原因となっていました。
今までは、採用担当者が個々の内定者に電話をかけてフォローしていたのですが、内定者のもつ不安に気づきにくく、辞退率がさがりません。
そこで対策としてモチベーション管理ツールが導入され、内定者へのアンケートを実施します。
効果として、内定者本人の実際の声が届くようになり、問題がある場合の素早いフォローが可能となりました。
その結果、辞退率の減少が期待できるようになっています。

渋谷レックス株式会社の活用事例

渋谷レックス株式会社は、福島県を拠点とする菓子や食料品の卸売会社です。
スーパーやドラックストア、ホームセンターなどから官公庁や病院まで、さまざまなところへの卸売を行っています。
渋谷レックスでは、倉庫勤務のパート従業員とのコミュニケーションがうまくとれずに離職者が増えていました。
そのため業務が忙しくなる時期には、多くの問題が発生していました。
対策として、コメント機能の活用を目的にモチベーション管理ツールを導入。
回答のしやすさを重視して、パルスサーベイを重点的に実施しました。
その結果、業務やシフトなどの素早い変更が可能となり、従業員のモチベーションの向上につながっています。
モチベーション管理ツール導入以降は離職者がまったくいなくなっています。
以上の事例のように、モチベーション管理ツールの導入は、社員のモチベーションを上げて既存の問題を解決する有効な手段です。

モチベーション管理ツール導入の失敗事例の原因と対策

モチベーション管理ツールを導入したにもかかわらず、問題の解決につながらない事例も存在します。
ここでは、なぜ導入したのに失敗したのか、その原因と対策を見ていきましょう。
モチベーション管理ツールの導入が失敗した原因として考えられるのは、おもに以下の5点です

  1. ヒアリングの際に、無理やりモチベーションを喚起しようとする
  2. ヒアリングの際に、ポジティブ感を押し付ける
  3. ヒアリングの際、社員に考えるためだけの機会を与えてしまう
  4. 管理担当者が管理だけを優先し、現場から遠ざかってしまう
  5. 管理ツールの導入に社員の同意を得られない

ヒアリングの際、「じっくり考えてみて」などのように社員に考えるだけの機会をあたえてしまうと、生産性を下げるばかりかモチベーションを下げる原因にもなるので、注意が必要です。
モチベーションは、仲間と一緒に作業をする中で高まることが多いです。
また、担当者が管理だけを優先して社員との共同作業を軽視すると、社員からの尊敬も仲間意識も減少し、ヒアリングが軽視されがちです。
それに会社による精神面の管理に抵抗を感じたり、ヒアリングに時間をとられることを嫌がったりする社員もいます。
以上のように、モチベーション管理ツールを成功させるには、ヒアリングにおける管理担当者の役割がとても重要です。

それでは次に、これらの問題に有効な、5つの対策を紹介します。

  • 1.社員自身からモチベーションが湧き上がって来るように、ヒアリングを進める
  • 2.プラス思考を押し付けずに今やるべきことを明確にして、結果が出せるように助言する
  • 3.ほかの社員と一緒に仕事を進めることで、仕事に対する活力を感じさせ、現場で考える機会を与える
  • 4.管理担当者は社員の働く現場へ顔を出して、仲間意識を高める
  • 5.モチベーション管理ツールを導入することで、社員にどのようなメリットがあるかを十分に説明して同意を得る

モチベーション管理ツールの導入が成功するカギは、管理担当者が握っているといっても過言ではないでしょう。
それほどに、管理担当者の役割は大きいです。

モチベーション管理ツールを活用し、従業員が定着・活躍できる組織を作ろう

今回は、モチベーション管理ツールの活用事例や失敗した事例の原因と対策などについて紹介しました。
従業員が定着・活躍できる組織を作るために、自社の従業員の特徴や強みをしっかりと把握し、それぞれがやりがいを持って仕事を行えるよう、人員配置や教育、社内制度を通じた支援を行いましょう。

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